作家、大竹昭子さんが企画しているトークと朗読のイベント”カタリココ”から生まれた「カタリココ文庫」第二弾となる一冊。 室内と室外を循環する12編の短文（2010〜15年にかけて雑誌『PAPERSKY』に寄稿したもの）を収録しています。 文庫サイズ / 80p / 無線綴じ ー目次ー 何を見ても別のどこかを思い出す 柏木の夜 恐怖のバス・ライド 路地という名の劇場 水のないプール 泳ぎ、渡り、流される ある園芸家の寡黙な情熱 エイリアンになる 冷夏のバスルーム 二十年ぶりの 場所がじわじわと染み込んでくる 室内室外